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頭上の敵機
- Film No.
- 155
- 原題
- Twelve O‘Clock High
- 制作年
- 1949年
- ジャンル
- 戦争
- 尺
- 132分
- 制作国
- アメリカ
- カラー
- モノクロ
- 監督
- ヘンリー・キング
- キャスト
- グレゴリー・ペック
ディーン・ジャガー
- 受賞
- アカデミー賞(第22回) 受賞:助演男優賞(ディーン・ジャガー)、録音賞
ノミネート:作品賞、主演男優賞(グレゴリー・ペック)
- 解説文
- この物語はイギリスのアーチベリー飛行場に基地を持つアメリカ空軍第918爆撃隊がドイツの戦力の源泉となっている軍需工場を破壊すべく昼間爆撃を行う戦争映画である。通常の爆撃は、敵の対空砲火の届かない上空から爆撃するのが一般的だが、ドイツ軍の基地を覆うコンクリート壁が厚く、通常の爆撃では破壊し得ないことが分かり、低空からの爆撃を余儀なくされた。それはまさに自殺行為であった。この舞台の指揮官はそれを無謀としりつつも部下を死地に追いやる悩みに追われながら舞台に任務命令を下さなければならなかった。戦争とは又軍隊とはいかにあるべきか極限状態に置かれた人間模様を通じて鋭く問いかける名作。